Meze audio Elite 試聴ショートレビュー

今回の記事ではMeze Audio ELITEをショップで試聴した印象を書いていきたい。試聴の目的は自分のシステムに導入するヘッドホンの選定。試聴システムにMSBのハイエンドDACとViolectricのHPAを使用して本気で聴き込んだ

目次

試聴環境

試聴日:2022年6月初旬
試聴場所:中野の某ショップ

試聴システム

DELA N1A

MSB Discrete DAC plus

Violectric V550 Pro
純正ケーブルでシングル接続
Meze Audio ELITE or HiFiMAN SUSVARA or Final D8000 pro(比較のため)

試聴ではMSBのハイエンドDACとViolectricのHPAの組み合わせを使わせていただいた。また、より詳細な性能の把握のために同じ開放型ハイエンドヘッドホンであるHiFiMAN SUSVARAとFinal D8000 proと適宜変更・比較しながら試聴を進めた

音質以外

軽くて装着感は良い。側圧も強くない。だが付けてると耳が暑くなりやすい。

音質雑感

音像

鳴り方が普通ではない
弦楽器みたいな鳴り方
音が面で来ない
音の一点にピークがあり、その周りは響かせてる感じの音の鳴り方
音の線がとても細い

音色、表現

音色がややおかしい。何か変。妥当性に欠ける
明るい方向に偏る
表情は軽い

音場

音場の立体感がある
球型に広がる感じで独特
近くで3Dの物体を見ているような感じ
ホール感が付加される

質量感、力感

質量感に乏しい
低域の下の方が軽い
音に力がない、ヌルい

押し引き、アタック

押し引きが曖昧
高域のアタックは早くて良いが低域になるほど遅く曖昧になる

その他

主役にスポットライトが当たる感じ脇役の表現が曖昧に聞こえがち。これは独特の音場表現も一因だと思われる。

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この記事を書いた人

主にオーディオについて感じた事を書いています。
古いクラシックがメインですが、新旧ジャンル問わず音楽を楽しむスタイルです。

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